井上石灰工業のベストセラー製品である石灰が主原料の農薬「ICボルドー」を通じて20年以来ご縁が繋がっている「志村葡萄研究所」の志村富男先生は、ぶどう作り・ワイン造りの第一人者です。
その志村先生に、「ブルゴーニュ地方にも負けない石灰の土壌があるわけだから、自分たちぶどうを作ってみたら?」という一言をいただいたことがきっかけで、井上石灰工業の新たな挑戦が始まりました。
また、私たちは地元高知で、耕作放棄地がたくさんあることに懸念していました。もしぶどうづくりが成功すれば、高知の農業衰退に歯止めをかけることができる。そして、そのぶどうでワインを作ることができれば観光振興に結びつく、地域の活性化に結びつく、雇用が生まれる、と未来への希望があふれてきました。
こうして、井上石灰工業のぶどうづくり・ワイン造りがスタートしました。
まずは、当社の育種部門にてワイン用ブドウの栽培を2012年から開始、醸造は山梨県と島根県のワイナリーに委託し、「高知産のぶどうによるワイン」造りを成功させました。
そして2021年の2月に、「井上ワイナリーのいち醸造所」が完成。いよいよ、栽培から醸造までを当社グループで行うことになりました。
ワイナリーが建つ場所は、高知県香南市野市町大谷です。高知の皆さまには「三宝山」というと親しみが湧くのではないでしょうか。
豊かな自然に包まれた、最新鋭のワイン醸造所です。
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